コメディカルインタビュー

interview

vol 04.

ケアマネジャー

居宅介護支援事業所
おおあみの里

ケアマネジャー
鶴岡さん

ケアマネジャー
  • ケアマネジャー

    鶴岡さん

ご利用者様が安心して暮らせるように

昌健会に入職したのは6年前。ちょうど「みんなのライフサポートクリニック大網」とサービス付き高齢者住宅「おおあみの里」の立ち上げの時期でした。当時は、この地域で在宅医療を展開するクリニックが少なく、お困りの方がたくさんいらっしゃったのを覚えています。自宅でご家族が介護していたものの、最後の最後でケアが難しくなり、慌てて当施設に入居されるなど、急な対応に追われることもありました。まだまだ職員の数も少ない時期でしたが、「私たちが何とかしなければ」という使命感で乗り越えていったのです。今では地域の中で当法人が広く知られるようになり、訪問診療や訪問看護、入所してのケアが必要な方たちをスムーズにご紹介いただける連携ができています。
ケアマネージャーとして私が担当しているのは、「おおあみの里」のご入居者の方たちと、ご自宅で訪問介護を受けられている方たちの20人ほど。お一人お一人の介護プランを作成し、サービスを調整するのが主な業務です。福祉用具の手配やヘルパーの依頼など、生活をする上でどのようなサービスが必要なのかを、ご本人やご家族のお話をお聞きしながら検討しています。

多職種のスタッフとの連携がサービスの向上に

昌健会に入って一番驚いたのが、医療スタッフと介護スタッフが同じ立場で意見を出し合いながら働いていたこと。以前に勤務していた介護施設は単独の事業所だったため、ほとんど医療系のスタッフとの関わりがありませんでした。ここでは情報交換をする機会も多く、私自身も医療の知識が自然と身についてきたと感じます。 多職種が同じフロアで働いていますので、医師や看護師に対していつでも気軽に質問ができる環境です。
そうした連携は、ケアマネジャーとしての業務においても大きな助けとなります。看護師や介護スタッフから、ご利用者様について「気になることがあるんだけど…」と相談を受けるなど、ちょっとした気付きがケアプランの見直しにつながることもあります。身近に接するスタッフだからこそ、わずかな変化にも気付くことができるのです。昌健会には医師や看護師などの医療スタッフ、また理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などのリハビリスタッフも多く在籍しており、それぞれの専門的な視点でご利用者様を支えています。それに対して私たちケアマネジャーは、介護分野の視点から必要な意見を出すなど、お互いに協力し合っているのが特徴です。

専門的な知識が身に付き、スキルアップできる

「おおあみの里」では、医療依存度の高い方や神経難病の方にも対応できるため、他の施設では受け入れの難しい方でもお引き受けすることができます。そうした依頼に応えられたときに、ケアマネージャーとしてやりがいを感じます。また、日々の仕事を通して、スキルアップできるのもここで働く魅力です。例えば、難病の方の医療費の助成制度や、障害者手帳をお持ちの方の医療費の助成制度について、介護保険を使っている方でも併用できる制度など、たくさんの方たちに対応してきた経験によって、専門的な知識を身に付けることができます。その知識を生かして、これからは施設の中だけにとどまらず、地域に向けても役立つ情報を発信していきたいと考えています。


当院の概要

01

概要

施設名 医療法人社団 昌健会 おおあみの里
所在地 千葉県大網白里市駒込780-1
連絡先 TEL:0475-71-2777|FAX:0475-71-2707
E-MAIL info-oaminosato@oami-zaitaku.jp