ドクターインタビュー

interview

vol 02.

土居 通忠

みんなのライフサポート
クリニック蘇我

院長
土居 通忠

土居 通忠

通院が困難な
患者さんたちに
医療を届けたい

在宅医療に携わる前は、千葉の病院で整形外科医として勤務していました。私が担当していた回復期病棟は、急性期治療を終えた患者さんを引き受け、在宅復帰に向けた準備をするのが役割。そこで退院後の生活に不安のある方や、悩んでいる方たちがたくさんいらっしゃることを実感するようになりました。外来の患者さんの中には、歩けないような状態で、やっとの思いで通院されている方が少なくありません。そうした患者さんたちの悩みをお聞きして、地域のソーシャルワーカーにつなぐコーディネート役をするうちに、少しずつ在宅医療に興味を持つようになったのです。 ただ、そこから実際に訪問診療の道に進むまでには、数年かかりました。それまで麻酔科や救急科で訓練を受けてきたので、全身管理にはある程度の自信はありましたが、内科の専門的なトレーニングを受けていないことで、どうしても踏み出せずにいたのです。踏み出すきっかけになったのは、長年、在宅医療の分野をけん引してきた一人の医師にお会いしたこと。在宅医療クリニックを見学させていただき、実際の現場を見たことで、自分にもできるという確信を持てるようになったのです。

症例を積み重ねながら、
スキルを身につけていく

その後、2019年に「みんなのライフサポートクリニック大網」に入職し、当クリニックを開設したのが2020年4月。不安な気持ちで飛び込んだ訪問診療の世界ですが、やってみると困ることはほとんどありませんでした。訪問診療に行くと、入院中や外来診療では決して知ることのできなかった患者さんやご家族の姿を見ることできます。患者さんの背後に広がる家風、文化を知り、患者さんを全人的に診させていただけていることに大きな喜びとやりがいを感じています。 当クリニックがカバーする千葉市周辺は、訪問診療や介護資源が比較的充実しているエリア。そのため在宅医療に関して、熱心なご家族が多い印象です。「来てもらえて本当に助かっています」と言われることがあり、自分が手を差し伸べたいと思っていた患者さんやご家族のお役に立てているのだなと感じられます。

大事なのは
一歩踏み出す勇気

私もそうでしたが、訪問診療の経験がないことで、在宅医療の道に進むことをためらわれている医師も多いのではないでしょうか。もし、やりたい気持ちがあるのでしたら、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてほしいです。昌健会には医師が多数在籍していますので、お互いに苦手な分野を補いながら、強みのある診療については共有していくような協力関係があります。それぞれの専門分野で経験してきたことが、ここでは強みになるのです。

訪問診療を経験することで、見えてくるものはたくさんあります。私自身、急性期病院にいたときには、患者さんが退院後にどのような生活を送っているのか分かりませんでしたが、ここでは治療後の患者さんの状況をしっかり診ることができます。患者さんに寄り添いながら、いかにお一人お一人が望む医療を提供するか。そこに在宅医療の醍醐味があるのです。


当院の概要 / 医師紹介

01

医師紹介

土居 通忠

院長

土居 通忠
(どい みちただ)

診療科目

内科・整形外科・緩和ケア内科

平成10年

東京慈恵会医科大学医学部 卒業

平成21年

UCLA School of Public Health,
Department of Community Health Sciences 卒業
JR東京総合病院 麻酔科
日本赤十字社医療センター 整形外科
多摩老人医療センター 整形外科
さいたま赤十字病院 救命救急センター
水戸赤十字病院 整形外科
千葉南病院 整形外科
みんなのライフサポートクリニック大網 医局長

02

概要

病院名 みんなのライフサポートクリニック蘇我
院長 土居 通忠
所在地 千葉県千葉市中央区今井2丁目14番13号布施ビルⅡ 2階 208号室
設立 2020年